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「冒険の手帳」おまけメモ

おまけ4のギャラリーコメントには「サル」が出てくるんですが、サル顔……サルゴンさん……サル……いやこれは多分違う……と「動物」の項目には含めませんでした。

 リファレンスメモを作りながらだらだらと書き付けた、本・碑文などに関する雑感です。メモの方と文章が一部重複しています。こっちは五十音順ではなく、「冒険の手帳」に掲載されている順番。編集の都合で本・碑文名が青文字です。長いよ!

冒険の手引き
冒険の手引き。ゲームマニュアル。三周目くらいで目を通したら、序盤で詰まって難しすぎる! と思ったところ全部のヒントが書いてあって、読まなくてすみません……となりました。
旅人の手記
ちゃんと名前も書いてある。神官ルートでメロダークに渡しそびれた場合、若干切ない。
ナリスとナムリス
魔将ナムリスの攻略のヒント。ラァグの遍歴と文体・構成がほぼ一緒なところから、同じ作者の手による物? 「アーガ王タイタス」という記述を見るに、作者は神帝記とは違いタイタスやアルケア帝国からは遠い立場の人物か?
ラァグの遍歴
ラァグが北方の出身なのは意外。タイタスと悪竜、小人族の宝とニルサなど、「書物の内容に関しては、ある意味どちらも間違って」いる(インタビュー第4期回答)証左としてわかりやすい。タイタスの呼び名はこの本では「妖術師のタイタス」。胡散くさげでシーフォンが喜びそう。
ダーマディウス伝
「我々の知る彼の姿は」、「現在にまで轟くタイタス九世の悪名」と作者の顔がちらつく内容。執筆時期は新王朝時代か? 妖精王のドロップアイテム。ユールフィンデがまさかのダーマディウスファンな可能性もなくはない。守護が仕事なのと長生きなところ、縛りに弱いところが共感を呼んだらしい(?)。
ヴァラメアの魔女
イバの大鹿とアイビア、ダブルヒントでお得な一冊。「まだカワウソが泳ぎを知らなかったころ」って東欧の民話っぽくていいですよね。アイテム欄の説明文はダーマディウス伝などと同じく「古代の文献」。
クーム・ルーム・
ディーム
玄室の宝物庫のヒント。アイテム欄の説明文は「戯れ歌を記録したもの」。呪文のようで楽しい語感。どこかの地方の読み方なのか、あるいは名前が間違って伝わった物なのか。ク・ルームは魔将の中でも一人だけ生前の来歴が不明。神帝記12では「自らの友である勇士」と言われており、アルケア年代記上ではタイタス2世を閉じ込めたとされるところから、最初期のメンバー(メンバー?)なのは確実なのだが。
皇女からの
聞き書き
ユリア様のお話。「その場でメモした」光景を想像すると、まぬけ属性でなかなかかわいいです。「夢の中の世界で、滅びる直前の数日間を三千年も繰り返しておる。」ってちょっとすごいよなー……。発狂すら許されない牢獄。
皇帝の手記
「死者の宮殿」にて入手できる皇帝の手記。十六世に対しては、始祖帝はずいぶんソフトに(というより悪質な方法で)接触して来たんだなあという印象。美味しい餌で釣って飴と鞭を使い分けてじわじわと乗っ取っていくと。夢で接触するのは主人公と同じ。
妖精王からの
聞き書き
古代の人間たちとタイタスの成長と。全部がわかってから読み直すと感慨深いです。これもその場でメモしてる。王様の御前でこの主人公の頑張り具合ときたら。「すみません、ちょっとメモさせて下さいね」ってかなり言いづらいよ!
塔の王国年代記
母なる夜の剣について。小鬼たちの操る「年代記機械」で製造された物か? そうだとしたら縦読み超頑張ったなー。エーベンの民を討ち滅ぼした「ライシュウセル敵」は現在の編髭族と黒鉄族のように敵対する小人族のようでもあるが、エーベンによって鍛えられる剣が最強武器・母なる夜の剣であることや、王子ガーリンの名がラァグの遍歴の「小人族の鍛冶屋」ガウリンと似ていることから、もしやタイタス? な可能性も。
ホルムの伝説
ホルムの妖精郷伝説。グリムワルド家がかなり古い家柄だとわかる。白子族イベント後の特に騎士ルートでは、読み方がずいぶん変化しそうというか、主人公の救いになりそうな。
川の娘
アークフィアとタイタスの伝説。「大河中流域に伝わる伝説」で、これも記録者は郷土史家。タイタス16世時代のアルケアとリミックス? アークフィア女神に関する類話はもっと色々な種類がありそう。
無限宮の幻視者
新王朝初期の哲学者・ケロスとタイタス。アーガデウムの示唆。ケロスが訪れた<無限宮>については、最後の戦いでオーバーロードが言及する。普通に死にかけた神官主人公は「黒き箱舟」の中を覗くことすらできなかったことを思うと、ケロスはどうやってそこへ行ったんだろうなと。
大予言の恐怖
正式なタイトルは大予言の恐怖 〜黄金第五時代の夜明け〜 ヒロス・ショフネシー著。印刷された小冊子。「悪人は最悪の死に方をする。」という一文が実に力強くて好き。
名前だけ登場する聖典『諸神記』はアルケア帝国視点の神帝記と対をなす内容かと推測するのだけれど、しかし実際にはそんな物は存在せず、ヒロスの妄想だったらどうしよう……という懸念がどうにも拭えない
イーテリオに
ついて
墓所の壁に刻まれていた文章をメモしたようです。神帝記1、6、8、14、15を改変・抜粋し再編纂している。気になる改変箇所としては、神帝記8ではゴスルの谷間の合戦での敗北によって、また神帝記14では寿命を迎えたゆえに、タイタスは生涯で二度「世界の果て」へ赴いたことになっているが、イーテリオについてでは世界の果てに関する記述はない。「世界の果て」がこの世ならざる異世界の総称であるのか、もっと単純に死(そして忘却界)を意味するのか……。
誰がなんのために墓所の壁に刻み、何者がそこから文字を削りとったのかも不思議で、色々と謎の多い文章です。
世界地図
あちこちに古代の地名の名残りがある。この地図では縮尺が不明だったけれど、資料集では大河世界の広大さに圧倒されます。このへん全部アルケア帝国の領土だったかと思うと、タイタス頑張った。
世界の名剣/
魔王殺しの剣
一般市民向けの書物で紹介されるくらいなので「魔王殺しの剣」の方がポピュラーな銘だと予想されるのだけれど、作中では一貫して「時渡りの剣」。この「時渡りの剣」こそがRuina世界のラスボスなんじゃないか妄想をどうしても捨てられない。入手後にラバンからのコメントがないのが残念ですが、それはそれでこの伝承自体が実はでっちあげである可能性からラバンがガチで忘れてる疑惑など様々に妄想が広がります。(2012/6/14追記:と長いこと思っていたのですが、攻略wikiで入手イベントによってはラバンの追加台詞があると知り、本編で確認しました。ひ、ひと目で! うわあ!)
世界の名剣/
東方守護の
エウルス
「魔国との大戦時にはアレムの手にあって大いに活躍した」となるとついラバンに使わせたくなりますが、主人公の固有武器なのが憎い。
テオルがわざわざホルムまで持って来て修理を依頼するあたり、父親であるラウル大公を殺害する意志を固めた際、エウルスの伝説がいくばくかは気持ちの拠り所になっていたのでは? と想像したり。
大河教典/
列神記
神々の名前は作中でアイテムや魔法名として登場。この神話、三祖神の時代からハァルの誕生、殺害、新たな神々の誕生まで、どこまでが事実なのか妄想するのは楽しいです。それとこの神話には「混沌」が言葉としても概念としても登場しないのが大変気になるところ。
大河教典/
エルの書
人間創造の神話で「材料となる土に黒き神ミルドラが自らの子種を混ぜた」って、異端ミルドラ派あたりで超絶に変則的なオナニーが推奨されていそう。どういう感想かね。
神帝記でのタイタスと女神のロマンスは、ここでは単に「慈悲によって人間に知恵を与えたが、人々がそれを用いて悪しき国を建てた」ことに。意図的な改鼠だろうなあ。
歴史
この本、主人公がわざわざ購入するのがいいですよね。探索を始めてから歴史が気になりだす。購入時にパーティにテレージャがいた場合、嬉しそうに説明したり選んでくれたりしているといいです。
神代、帝国時代、暗黒時代、王国時代と四つに区分されているけれど、作中にすべての時代のエピソードが絡むのがすごい。ちなみに大予言の恐怖では「神代の黄金時代、古帝国時代、魔王による暗黒時代、そして大シーウァの王国時代」。
鍵の書
賢者ルートのまさに鍵となるマジックアイテム。アイテム欄説明文で「初代皇帝が記した魔道書」と明言されているのに気づいたときは、あっとなりました。タイタスがこれを書物の形で残したのはどうしてだろう? そしてデネロス先生は、この本の著者がタイタスだと知っていたんだろうか? ……アイテムの説明文ってどういうアレなんだろうなあ。うーん。可能性としては、裏表紙をめくったところあたりに「タイタス」と書いてある。エリオかよ!(汎用性の低いツッコミ)
(2012/4/9追記:賢者ルートのバルスムスの「――鍵の書とは、かつてアルケアの古代皇帝が記した異端の奥義の教本」という台詞を踏まえ、大河世界での常識的説明文かなあ? とも思ったり。しかしこうやって説明文まで疑いだすと切りがなく、タイタスのしわざだ! と叫んで締める)
アルケア年代記
上・下
締めの文章、「我らの都と、皇帝の栄光を守護したまえ。 アーガデウムよ、とこしえに栄えよ。」は碑文など1と同一。「今上帝タイタス十六世」の表記から、この時代に記された物とわかる。上巻の古王朝時代は歴代皇帝の所業を悪行も込みでフラットに記録しているが、新王朝時代になるととたんに筆がベタベタに甘くなる。(2014/3/30追記:七世が殺害したドゥーア王は当然かなりの大物だと推測されるのだが、地名としても人名としてもドゥーアの記載はここのみ。これはドゥースの誤記か?)
よいこの神話
1〜4
正式名称は子供のための神話集・第一巻 〜よいこのための しんわぜんしゅう 1〜 ―女神さまのとりなし―。以下よくばりな王さま、ふたつのはこぶね、王子と勇士の魔王たいじと4巻まで続く。神殿で購入できる子供向けの神話全集だが、大河神殿視点の歴史書となっている。ここでもやはりアークフィアは人類すべてを見守る慈愛の女神で、タイタスはあくまで「わるい王さま」な扱い。
4巻、勇士が王子を臆病者と罵倒して王位を捨てさせたうえで「きみは国にかえって王さまになれ」で命を投げ出すって、そりゃあ、まあ、なあ……。尼僧院のお嬢さん方はぬとぬとさせちゃうよなあ……。
碑文など
1〜8
見●いるよの手記が手帳で確認できる件について、主人公の正気を疑う。持って帰って部屋に置いとくのすら嫌だよこれ! 、墓所の壁に残されていた文章なのに、「お前は既にそれを目にしている」と「お前」への呼びかけなのは怖くていいですな。もしもキレハが古代語スキルを持っていたら、主人公を怖がらせようと全力で怪談風な読み方をしてきそうです。
メモ
1〜10
メモも手紙も全部手帳に挟み込んである。は夜種マーメイドがドロップ。いるんだ。きっとマーメイドに襲われて、「勘弁してつかあさい。これを差し上げますから……」って逃げ出した妖精族の若者がいるんだ……! 
神帝記
1〜15
「初代皇帝の伝記」にしてティタス・ネーマと呼ばれる予言書。大神殿はこの一連の書物を禁書として所持しつつ、記された予言も信じている節があり、腹黒さが漂う。
王の子として生まれるが「いずれ王を殺す」との予言を受け、河に流され、羊飼いたちに育てられ……と貴種流離譚の定型を綺麗に踏まえた生い立ちで、どこまでが本当のことなのかいい感じにわからない。
15での予言を見るに、これまでの憑代は妖精王の元に到着することすら出来なかったのかなと。主人公の憑代としての優秀さがわかる一方、タイタスもよく主人公登場まで待てたものだと思います。千年くらい経ったところで「やっぱ塔は一本攻略しただけでよしとしようか……」とかハードルを下げる方向に行かなかったのかな。というかハードルを下げた結果がク・ルームのお助け渡し守なのかもしれない。全編に渡って見えないところで、実はク・ルームが主人公を助けてまわっているのかもしれない。
(2012/4/10追記:宮殿の池でユーヌム入手時に目にする光景は、神帝記8そのまま?)
廃都物語
「古代の娯楽作品」。古代都市でゼスは「舞台劇の脚本」と言っているのですが、実際に上演されたのかな。特にあの5巻。あれほんまタイミング次第では暴動起きるよ。
レアアイテムの「豹頭の仮面」は、行き過ぎた廃都物語マニアがガチで作っちゃった説を押したいです。
おまけ
1〜4
作中のキャラたちが中の人になって卓ゲで別のキャラを演じる様子を見せるおまけ3は、大変Ruinaらしい仕掛けで面白いなあと思います。ところでこのセッションに参加していないのはパリス、ラバン、エンダ、キレハ、フラン。こっちの方が万事スムーズに行きそうというか、初心者ネルには断然優しそうな面子なので、そういう意味でもゼスがかわいそうです。「えっ、ラバンさん来れないんですか? そう、お子さんの誕生日……ははは、いやとんでもない、いやいや」って電話しながら頭抱えてる様子が目に浮かぶ。手元のメモ用紙にはシーフォンとアルソンの名前の間に、カタカナで「マゼルナキケン」って無意識の落書きが。すっごいトゲトゲマークで囲んで、こう。

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